質のいい眠りのために > 睡眠の基礎知識 > アルファ波で安らかな眠りへ

アルファ波で安らかな眠りへ

リラックスしているとアルファ波がでてくる

私たちの日常は、人間関係や仕事上のトラブルなどさまざまなストレスにさらされています。

まず、ぐっすり眠るためには、リラックスすることが大事です。

アルファ波はリラックスしたときに大脳から出てくる脳波で、くつろいだ状態でいると、アルファ波が出現します。このアルファ波が出たら脳は眠りやすくなっているといえます。

脳波の一種がアルファ波

脳波は大脳皮質の神経細胞から発生する交流電圧のことです。私たちが日常使用している交流電気と同じように周波数と振幅があります。脳波は周波数によっていくつかに分類されています。アルファ波はその一種で、8~13Hz、30μVくらいの電圧のものを指します。

脳の活動を休ませるとアルファ波は現れる

アルファ波は脳細胞の活動が低下した時に現れます。例えば、目を閉じてリラックスし、何も考えないようにしていると、アルファ波が出てきます。しかし、目を開けるとすぐにアルファ波は消えます。目を閉じていても、暗算をさせてたりすると、脳が活動するので、アルファ波は消えます。計算が終わるとほっとして心が落ち着き、元のアルファ波が現れます。ちょっと体に触っても、アルファ波は消えてしまいます。

このようにアルファ波は脳細胞を休ませ、心身ともにリラックスしている状態のときに現れます。反対に緊張していると、ベータ波が出現します。睡眠が始まるとアルファ波もベータ波も消えてシータ波が出現します。

アルファ波が出やすい環境を作る

安らかな眠りにつくには、アルファ波が発生するような環境を作ることが大切です。

たとえば、気に入った入浴剤などを入れた風呂に、ゆっくりつかるのも良い方法です。入浴によって体内のエネルギー消費を抑える副交感神経が働くようになり、ゆったりとして神経状態になります。その結果、アルファ波が出やすくなるのです。

また、寝室にスローテンポのクラシック音楽などを流すのも効果的です。音量を下げ、耳元で静かに流れるようにしていると、いつしか眠りへと導かれているでしょう。

そのとき、脳波はアルファ波からシータ波へと変わっていることでしょう。



キーワード