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睡眠と成長ホルモンの関係

子どもは眠っている間にグングン育っている

私たちの体内にはさまざまなホルモンがあって、体や精神の活動を調整する働きをしています。睡眠中にもホルモンは分泌されていますが、その代表が成長ホルモンです。

成長ホルモンはノンレム睡眠の第3、第4段階で大量に分泌されます。脳下垂体や性腺、副腎皮質、甲状腺などから出て、細胞を活性化させ、子どもが成長するのを助けます。

「寝る子は育つ」ということわざはまんざら根拠がないわけではないのです。小さな子どもの夜更かし、寝不足は体調を悪くするばかりでなく、発育を妨げてしまう原因になってしまいます。ぜひとも十分な睡眠をとるように配慮してあげましょう。

子どもにとって、睡眠は心の安定にも関連します。睡眠不足の子どもは常にイライラしたり、情緒酢安定に陥りがちですが、長時間睡眠をとらせると驚くほど精神が安定するという報告もあります。

ホルモンが明日の活力の源

また、成長ホルモンは成長を促すだけでなく、日中に溜まった疲労を回復させ、磨り減った組織の修復をします。

成長ホルモンは、寝付いてから約90分間内に多量の分泌され、その後減少していきます。つまり、睡眠前半に熟睡すると疲れがとれるいうわけです。

そのほか、睡眠中には乳汁分泌を促すプロラクチンと性腺を刺激する黄体形成ホルモンも分泌されます。とくに思春期には、黄体生成ホルモンの分泌が眠っている間に増加するので、睡眠が以下に人間の生殖機能の発育にも深く関連しているか、うかがい知ることができます。

また、副腎皮質ホルモンの分泌も高まります。このホルモンは副腎皮質からステロイドホルモンが分泌されるのを促す役割をします。ステロイドホルモンはストレスに人がうまく対処していくために重要なホルモンです。

私たちは寝ている間に、これらのホルモンの助けを借りながら、翌日の活動の準備をしています。

美人になりたかったら早めに就寝

就寝タイムである午後10時から午前2時は皮膚の細胞分裂が最も盛んな時間帯です。この間に古い角質が新しい肌に生まれ変わる新陳代謝が行われるのです。美しい素肌をいつまでも保つためには、夜更かしを避け、きちんとした睡眠リズムを守ることです。



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