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寝ている間に体はどうなるのか

レム睡眠とノンレム睡眠では体の様子が違っている

昼間は体の変化に気がつきますが、睡眠中はどんな状態になっているのか分かりません。いったい、眠っている間に私たちの体はどのように変化しているのでしょう。

体温

眠りにつくときには下がりますが、明け方になると徐々に上がってきます。

呼吸

ノンレム睡眠では呼吸が減り、通常よりも穏やかな呼吸になりますが、レム睡眠になると、呼吸が多くなり、不規則な状態になります。ときには、呼吸が急に速くなったり、急に止まったりすることもあります。こうした呼吸調整機能の乱れは、乳幼児の突然死と関連があるともいわれています。

気管支喘息の発作もレム睡眠のときに起こりやすいと考えられています。

心拍

通常は1分間に70くらいですが、入眠すると徐々に下がっていき、60くらいの心拍数になります。レム睡眠になると不規則になりがちで、心拍数もノンレム睡眠と比べるとやや上がります。

血圧

寝ると段々下がっていき、その後次第に上昇して、明け方に成るとかなり高くなります。

体温を調整するための出る汗で、一晩で160ccも出るといわれています。就寝して、ノンレム睡眠に入ると同時に発汗量は増加します。暑い時期に、寝付くと間もなく汗をかくのはこれにあたり、いわゆる寝汗とは違いますから、心配はいりません。レム睡眠に入ると、汗は急に減少します。これを繰り返し、目覚めに向けて、次第に発汗量が減っていきます。

筋肉

体はリラックス状態になりますから、筋肉は弛緩したままです。レム睡眠になると、とくに緊張がなくなり、筋肉の疲労が最も取れる状態になります。

寝返りが少ないときは熟睡している

眠っている間の体の生理的な変化として忘れてならないのが、寝返り(体動)です。私たちは横を向いたり、うつぶせになったり、大きく寝返りを打ったりして、一晩で約20~30回も体の位置を変えています。

これは1箇所に血液が集中しないようにする体の本能的な行為です。また、寝ていて、温まりすぎた場所に空気を送って冷やすために寝返りを打つともいわれています。

寝返りは極めて個人差が激しいものですが、寝返りがすくなった翌朝は爽快に目覚めることができます。



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