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重要なのは睡眠時間ではなく質

8時間睡眠にこだわっていないか

現代社会では、私たちの睡眠時間は年々短縮される傾向にあります。生活が多様化して、夜型人間が増加し、最近では、深夜にスポーツを楽しむ人さえ珍しくない時代となりました。このような生活の変化に伴い、睡眠時間をどこまで短縮できるかが重視されるようになりました。

では、何時間寝れば十分なのでしょうか。

睡眠時間はその人のこれまでの生活習慣にも影響され、個人差がありますから、一概にどのくらいが適当とはいえません。

昔から8時間くらい眠るのが理想的であるといわれていますが、何時間眠ったからいいかと、悪いなどという問題ではありません。眠りは量よりもむしろ質が重要なのです。

良質の眠りとは、目覚めた時に満足感を得られる眠りのことです。反対に悪い眠りとはいくら寝てもスッキリしない眠りです。

自分に合った睡眠を見つけよう

自分は何時間くらい寝れば快適なのか、どのような状態で寝た時にぐっすり眠れたのか。理想的な睡眠時間とされる8時間という数字にとらわれないで、自分の眠りを見つめ直して、自分に適した質の良い眠りを得たいものです。

自分に適切な睡眠時間を知るには、何度か異なる時間帯に就寝してみて、一番目覚めのいい時間を調べ、それを繰り返しながら探っていく方法もあります。

自分の眠りに満足できない人は試してみてはいかがでしょう。

自分で眠りを調整できるように

私たちの眠りを制御している法則をまとめると、2つあります。

第一の法則は、睡眠は、1日を単位とする主体のリズム現象の一環として生じるということです。このリズムは、脳の中に備わっている”体内時計”によって管理されています。

第二の法則は、前日の睡眠終了から今日の入眠まで、つまり断眠時間の長さが、睡眠の質と量を決定するということです。この法則に関連しているのが、前述の睡眠物質です。

将来は、生体リズムを人工光やホルモン、ビタミンなどで調整し、各種の睡眠物質を服用することによって、睡眠薬などを用いる人工の眠りではなく、眠りたい時刻に自由に、自然の現象として眠れるようになることも夢ではなくなるかもしれまえん。



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