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自分に合ったサイズの寝具で眠りたい

ふとんもロングサイズの時代がきた

日本人の平均身長が年々伸びてきていることは皆さんご存じのことでしょう。

25歳成人男子の場合、1978年には167.5cmでしたが、88年には170.7~になり、3cm以上伸びています。同年齢の女子の場合は、78年の155・3cmから88年には156・7cmになり、約1.5cm伸びています。

日本人の体の伸びに合わせて、デパートや人手スーパーマーケットでも、従来の丈の長さよりさらに数センチ長めのトールサイズの衣服が販売されてきています。

衣類に限らず、大きいサイズのふとん、4Eサイズの靴、人きい人のための半径の長い傘、トールサイズの浴衣など、消費者のニーズに細やかに対応した商品が販売されています。

寝具は毎日使うものですから、寝ごこちを考えると、どのような大きさにするかは重要なポイントになります。

あなたの体格に適した長さは?

寝具のサイズについて小原二郎氏(千葉工業人学教授)が男性を対象に実験を行ったところ、寝返りも考慮した上で必要な敷寝具の最小限の幅は70cmと発表しています。ちなみに梁瀬度子氏(奈良女子大教授)が女性を対象に行った実験では最小限の幅は60cmでした。

通常、敷寝具の幅は肩幅の2.5~3倍必要といわれています。また、小原氏の調査によれば、各人の体格に合った寝具の長さについては、次のような数式で求められます。

●長さ=身長×1・05+10cm+5cm(10cmは頭部の余裕で、5cmは足部の余裕)

JIS規格では敷ふとんのMサイズは、幅100cmで、長さは195cmですが、あなたの体にうまく合う人きさでしょうか。体の人きな日本人が増え、おそらく今後は、現在需要が多いMサイズのふとんよりロングサイズのニーズが高まるでしょう。

サイズはメーカーにより異なる

また、JISの規定には許容差があるため、S、M、L、SW、Wとサイズが表示されていても、各メーカーによって多少サイズが異なります。

寝具は敷ふとんにシーツや毛布、掛ふとん、カバーリングを組み合わせて使用するものです。サイズが統一されていないために、組み合わせが自由にできない不都合が生じることもあります。

個々の寝具のサイズに統一性をもたせることが今後の課題といえるでしょう。



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