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夢と機能性の二本立てで選ぶナイティ

ネグリジェとパジャマ、どちらが快適?

ホームファッションの世界が広がって、ナイティのおしゃれを楽しむのは、もう特別なことではなくなってきました。そのまま外出着としても通用するようなファッショナブルなものから、リラックスできるラフなウェアまでさまざまです。

さて、ナイティといえば、ネグリジェとパジャマに分かれますが、あなたはどちらを愛用していますか? 共立女子大学家政学部の女子学生にア ンケートを試みた結果、圧倒的にパジャマが支持されました(81パーセント)。意外にネグリジェの愛用者は少なく(1パーセント)、それ以外の 人はスウェットやTシャツにショートパンツ、スポーツウェアなどを着用しています。

ナイティの素材になると縮か大多数を占めていました。体をリラックスさせる時間にはやはり天然素材のほうが快適だということなのでしょう。

ところで、パジャマとネグリジェではどちらがよく眠れるのでしょうか。睡眠中にパジャマとネグリジェを着用したときの寝返りなどの体動を時間を追って調べたところ、パジャマの場合の体動は、1時間に6.3回、ネグリジェは6.7回でした。

また、パジャマとネグリジェを着用したときのそれぞれのすその動きを調べると、ネグリジェのほうがずっと人きくなっています。睡眠中の動きは少ないほど快適と考えられますので、パジャマのほうが安眠できるという結論が得られます。

しかし、ナイテイは機能性ばかりでなく、雰囲気を楽しむものだということを忘れてはならないでしょう。要は、パジャマでも、ネグリジェでも、Tシャツにショートパンツでも、あなたがお気に入りで、あなたの感性に合うものが、結果的には気持ちよく眠れるナイティなのです。

ちなみにデパートではパジャマは寝具売り場に、ネグリジェは下着売り場に置いてあるとか。ネグリジェは下着的な要素があり、ファッション
性が高いということかもしれません。

シルクのナイティが人気上昇中

天然素材といえば、最近はシルク100パーセントのナイティも人気です。絹ふとんの項でシルク素材の特長について述べましたが、シルクは健康面からも脚光を浴びています。

タンパク質が成分であるシルクは、肌になじみやすい特性があります。つまり、素肌に直接つけるナイティの素材としては最適の性質を備えてい ます。季節も間いません。

いままでは高くてなかなか一般には浸透しなかったシルクですが、円高の影響で外国からの輸入が増え、リーズナブルな価格で手に入るように なりました。

しかし、品質表示では絹100パーセントとなっていても、繭から紡いだ良品もあれば、くず絹でつくった粗悪品も混じっていることがあります。良 品か粗悪品かは見ただけでは区別がつかないので、判断基準はやはり値段ということになります。

シルク製品はこれからさらに安くなる傾向ですが、それでも、あまり安い商品には手を出さないほうが無難です。

ゆとりのあるサイズを選ぶ

私たちの体には、睡眠中さまざまな変化が現れます。たとえば、血圧は入眠とともに下降し、その後、しだいにL昇カーブを描き、朝方にはかな り高くなります。

このとき、ウェストのゴムがきつかったり、袖口を締めつけるデザインのナイティは、血液の循環が悪くなって、うっ血によるむくみを起こすことがあります。とくにゴムによる腹部の圧迫は内臓への影響も考えられます。

ナイティは自分のサイズより少し大きめのもので、デザイン的にはボタンやリボンなどの飾りの少ないシンプルなものがよいでしょう。

また、ひと晩にコップー杯分もの汗をかきますから、その汗を吸い取り、放湿する機能も不可欠です。

清潔なナイテイで気持ちよく

汗を吸い取るナイティは頻繁に洗う必要があります。洗濯に耐える素材としては、綿がいちばんですが、シルクも家庭で洗えるものがあります。
とはいっても、シルクは洗濯機で丸洗いするのは避けて、大切に扱いたいものです。

取り扱い表示をよく読み、できる限り手洗いでシルク専用の洗剤を使って洗い、干すときも直射日光にあてないようにしましょう。



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