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自分に合った枕を探そう自分の頚椎の高さに

合わせるのがポイント

人間は立って歩いているために骨格上、類推が脊椎に対して、前かがみの状態になっています。つまり、理想的な枕とは、寝ている状態でも、人間が立っているときと同じ姿勢がとれる枕です。

これまでの研究結果によると、適度な枕の高さはあごの部分で約8cmくらいあるとよいといわれていましたが、最近では、これでは、高すぎて合
わないという人も増えてきました。

そこで、まずは自分の頚推の高さを測り、その高さと同じ高さの枕を選ぶべきであるということが寝具メーカーなどで盛んにいわれています。

ひとりではできませんので、家族や友人に手伝ってもらって計測してみましょう。

現在販売されている枕は低いもの(2~3cm)、中程度のもの(3~4cm)、高いもの(6cm以上)とだいたい3段階に分かれています。その中から、自分の頚椎弧に近い高さのものを選ぶのがポイントです。

枕の頚椎にあたる部分を手で軽く押した高さが、実際寝たときの高さになります。羽毛などのかさのある枕などは押してみないと、寝たときの
高さがわかりませんので、必ず押してみてください。

大手のデパートや寝具店では、最近はコンサルタントがいて、類推弧を測ってくれたり、体の状態に合わせた枕選びのアドバイスをしてくれます。

また、枕を試用できるコーナーを設置してある店もありますので、これらを利用して自分に合った枕を選びましょう。

 

へたりが起こつたら買い替える

枕は長く使っているとへたりが起こります。1年でそばがらは10パーセント、パンヤは40~50パーセント、羽根枕は5パーセントくらい目減り
します。へたりがひどい場合は枕を買い替えて、自分に合った高さを常に保つことが大切です。

大きさは肩幅以上が目安

人はひと晩に20回は寝返りを打つといいます。寝返りは体が欲求する動作なので、枕はこれを妨げない大きさが必要です。

理想的な枕の人きさは横は60cmくらいで、縦は43cmくらいがよいでしょう。肩幅以上の大きさがよいと思われます。

枕が原因で体にトラブルが生じる?

枕が高すぎる場合

あごを引いた状態になってしまうため、類推の湾曲に無理な圧迫が加わります。肩こりなどの血行障害が起こりやすくなります。

枕が低くすぎる場合

頚椎が伸びきって、首が圧迫されてしまいます。顔がむくんだり、肩こりなどの症状が現れる場合もあります。

弾力がありすぎる場合

安定感に欠けるので、筋肉を刺激し、安眠が妨げられてしまいます。

柔らかすぎる場合

頭が枕に沈みすぎると、頭と首を支えられずに、不安定な姿勢になり、熟睡できません。

硬すぎる場合

中枢神経が刺激を受け、なかなか寝つかれないか、寝てもすぐに目を覚ましてしまうことになります。

枕をしない場合

最近とても増えてきた「枕なし派」の人は、類推弧がなくなってしまうので、類推が伸びきって、首が圧迫されてしまいます。枕なしで寝るよりは自分に合った低い枕を使ったほうがよいでしょう。 

 

素材は通気性、放熱性に優れたものを選ぶ

「頭寒足熱」という言葉がありますが、頭部は体温より低めに保つのがよいとされています。そういう点では、枕の素材は通気性、放熱性に優れたものが適しているといえるでしょう。

昔からあるそばがらは通気性に優れ、熱がこもらないので、頭がむれません。パンヤやフォームラバーと比較しても、そばがらは精神的な安定性を高めるという研究結果も報告されています。

羽根枕も放熱性に優れていますが、羽根が吹き出すことがあるので、吹き出し防止加工が施されているものを選びましょう。

最近では、小豆、茶の実などの植物の実、竹、石やセラミック、ボール状やパイプ状のプラスチックなど、頭冷効果をもつ素材のものもあります。また、頭部は硬いそばがらを入れ、他の部分はクッション性のある合繊わたを使うなど複数の素材を組み合わせたタイプもあります。

こんなにある枕のバラエティー

ロー&ハイ枕そば

枕が高すぎるときは、中身のユニットをはずして高さを調整できます。

ロー&ハイ枕エアボール

約1000個のエアボールが頭部を適度に刺激します。

サーヴィカルピロー緑風

香り豊かな樹木の素材を使ってあるため、森林浴気分が楽しめます。

サーヴィカルピロー羽根

首の部分は硬め、頭部は柔らかめ、周囲はやや硬めの三段構造。

ダンロピー

3000以上のピンホールと無数の気泡があり、通気性抜群です。

フリーピロー

12のキルティングが加工してあるため、折り方で好みの高さに調節できます。

様様楽

両端が高くなっているので、無理なく頚椎を支えられます。

頭冷ピロー

頭部の最もむれやすい部分に空気が入る仕組みになっています。



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