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質のよい眠りを得るためのベッド

ベッドは適度な硬さのものを選ぶ

世代によっては大多数の人がベッドで寝ているとの調査結果が出ているように、日本人の生活にすっかりベッドは定着しました。しかし、現在ベッドで寝ている人が、自分のベッドに満足しているかというと、そうともいえないようです。

欧米ではベッドの歴史が長いので、ベッドの外観よりも中身のスプリングなどが選択の基準になっていますが、日本では歴史が浅いためか、つい外観だけで判断してしまいがちです。ヘッドボードなどの装飾に目を奪われないで、マットレスのクッション性を確かめて、適度な硬さがあるものを選ぶのが第1のポイントです。

通常、健康な人が立ったときの背骨の曲がりは、垂直面に対して4~8センチあきがありますが、仰向けに寝たときに快適だと感じる背骨の曲がりのあきは、2~3センチが適当だといわれています。したがって正しい寝姿を保つためには、体が必要以上に沈みこまない硬さのベッドを選ぶことが大切です。

また、私たちの体には、感覚の鋭い部分と鈍い部分があり、敏感な部分には圧力を小さく、鈍感な部分には圧力を大きくするように体圧を分散させると、無理がかからず快適さを感じるのです。 硬めのベッドでは、体の敏感な部分と圧力の分布する状態が一致しますが、柔らかいベッドでは敏感な部分も鈍感な部分も均一に圧力がかかってしまいます。

ベッドも三層構造が理想的

このことからベッドも敷ふとんの項で述べた三層構造のものが川想的だということがわかります。ベッドではA層とB層にあたる部分が詰め物で、C層がスプリングにあたります。ソフト層で柔らかな感触を与え、支持層で安定した寝姿を保ち、スプリングのクッション層で体重を分散させ、振動を吸収します。

実際、体に直接触れるマットレスの表面層は、このようにソフトでなければ肩やお尻などが痛くなってしまいます。なお、スプリングはウレタンやわたに比べて、弾力性に優れ、体の落ちこみもなく、快適な寝ごこちが得られます。 



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